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市民まちづくりの支援

世田谷グリーンインフラの普及・推進

目次

世田谷トラストまちづくりが進めるグリーンインフラ


概要

グリーンインフラとは、自然環境の有する多様な機能を賢く活用し、持続可能で魅力あるまちづくりを推進する取り組みです。
世田谷トラストまちづくり(以下、財団)では、かねてより市民ボランティアとの協働による世田谷区内の緑地・公園の維持保全や市民主体による良好な環境の形成及び参加・連携・協働のまちづくりを推進、支援しています。この経験を活かし2020年度よりグリーンインフラに係る取り組みをスタートしました。
宅地が7割を占める世田谷では、区民一人ひとりが主体的にグリーンインフラに取り組むことが何より重要です。一方で、グリーンインフラは区民にとって認知度は高くありません。そこで、市民が暮らしの中で思わず取り組みたくなる個人宅等でも実践し易い「自分でもできる雨庭づくり」の取り組みを始めました。
世田谷グリーンインフラ学校の企画・運営及び、個人宅等での雨庭づくり支援や宿根草を活用した持続可能な庭づくりの普及等について、区や専門家、活動団体等と連携しながら進めてまいります。

「自分でもできる雨庭」とは/手引き NEW!

やってみよう!「自分でもできる雨庭」 つくり方のキホン

世田谷トラストまちづくりがおススメする「自分でもできる雨庭」の手引きをつくりました。約3.3㎡(1坪)の雨庭づくりのために必要な手順と使用する材料、道具、ちょっとしたコツをお伝えします。そのほか、個人宅や公園・緑地で手づくりでつくった「自分でもできる雨庭」の事例紹介も紹介しています。

雨庭とは何か

屋根や地面に降った雨水を集めて一時的に貯留し、ゆっくりと地面へ浸透させる庭のことです。近年、増加する集中豪雨により雨水が一気に下水道や河川に流れ込むリスクの軽減が期待できます。雨水タンクとセットで利用することで植物への水やりや災害時の利用にも役立つだけでなく、土壌に直接、雨水が浸み込むことで地下水を豊かにし、雨庭に植物を植えることで生きものの生息域や移動空間を増やすこともできます。

「自分でもできる雨庭」とは

世田谷区は東京都23区の中でも戸建て住宅が多い都市です。そのため、世田谷トラストまちづくりでは、区民が思わず取り組みたくなる、個人宅でも実践しやすい「自分でもできる雨庭」づくりをおススメしています。「自分でもできる雨庭」とは、次の(1)~(3)のことを指します。

(1)ホームセンターなどで気軽に購入できる材料を使い、手づくりできる庭
(2)ガーデニングの延長線上で取り組み、植物を育てる楽しみを享受できる庭
(3)様々な植物を植えることで生きもののすみかとなる環境を提供できる庭

一軒一軒の家が雨庭づくりに取り組むことは、地域の災害リスクを軽減させ、地下水涵養や生物多様性豊かなまちづくりにつながるだけでなく、手軽に取り組め、生活の中で楽しみや潤いを実感することが出来ます。

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