世田谷まちづくり交流会
この交流会は、まちづくり活動に関心のある人、活動を進めている人たちの「出会い」と「学び」の場です。
令和6年度 世田谷まちづくり交流会 「共創」と「私たちの可能性」
日時 |
2024年12月1日(日) 13:30~16:00 |
場所 |
代田区民センター[世田谷区代田6-34-13] 京王井の頭線「新代田」駅下車 徒歩1分 |
対象 |
世田谷区内で活動されている方、世田谷のまちづくりに関心のある方 公益信託世田谷まちづくりファンド第32回助成グループ |
テーマ |
今年のテーマは、「共創」と「私たちの可能性」。
地域でまちづくりの活動をしていると、目の前の課題解決に行き詰ったり、従来のやり方ではうまくいかなかったりすることがあると思います。
本テーマの「共創(きょうそう)」には、既存のメンバーだけでなく、異なる立場や属性の人たちと一緒になって取り組むことで、これまでに考えつかなかったような新しい価値が生まれるという意味があると、私たちは考えます。 今回は、地域や他者を巻き込みながら活動を展開しているまちづくりの実践者の事例から、「共創」とそれによってひろがる「私たちの可能性」について、みんなで考えたいと思います。 |
プログラム |
・オープニング
・参加団体の30秒PR
・第一部 まちづくり座談会
今年度のつながりラボ部門の助成を受けている3団体から、地域や他者を巻き込むための工夫などを伺います。
〈代表スピーカー/敬称略〉
石山恭子(NPO法人子育て支援グループamigo理事長)
高野雄太(一般社団法人おやまちプロジェクト代表理事)
柏 雅弘(一般社団法人シモキタ園藝部代表理事)
・第二部 ワークショップ
座談会での学びを共有し、自分たちの可能性について考えます。
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申込方法 |
下記WEBフォームよりお申込みください
https://e.cnz.jp/sv/77w5/R3LCufm4
注:WEBフォームの[問1]連絡の種類で「その他」を選択→[問2]連絡の内容にて、「まちづくり交流会参加希望」とご記入頂き、以下内容をご記載くだい。
▷参加者全員の住所・氏名・年齢・電話番号
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参加 |
無料 |
定員 |
先着20名
※当日は「公益信託 世田谷まちづくりファンド」第32回助成団体28団体も参加します。 |
締切 |
11月27日(水) 定員になり次第終了 |
お問合せ |
(一財)世田谷トラストまちづくり 交流会担当 TEL 03-6379-1621
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平成21年度~令和4年度
これまでの「世田谷まちづくり交流会」報告
令和4年度 まちづくりファンド30周年記念イベント『まちづくりデイ』と連動開催
開催日時:2022年11月20日(日) 13:30~16:00
開催場所:三茶しゃれなぁどホール[世田谷区太子堂2-16-7 5階]
参加者数:69名
今年は「自分たちの活動の中にある可能性を探る」をテーマに、世田谷区内で活動されている方、世田谷のまちづくりに関心のある方、公益信託世田谷まちづくりファンド第30回助成グループを中心に交流を行いました。
~主なプログラム~
- オープニング
- まちづくりデイ企画の紹介
- 参加団体の30秒PR
- 交流セッション(メンバーを変えて2回開催)
- 全体共有
活動のきっかけは、個人の課題感やそれに共感するメンバーでスタートしますが、いわゆるサークル活動ではなく、「まちづくり活動」として展開していくため、“多様な人々が参画を試行する活動”や“既存のまちづくりでは巻き込んだり、援助できていなかった人たちにも届けられる活動”について話し合いました。
令和3年度 世田谷まちづくり交流会(オンライン開催) 話そう 活動の「今」と「これから」
開催日時:2021年11月21日(日) 午後1時30分~4時
開催場所:zoomによるオンライン開催
参加者数:62名
世田谷まちづくり交流会は、公益信託世田谷まちづくりファンドの助成グループのほか、まちづくり活動を進めている人や関心のある人たちの『出会い』と『学び』の場として開催しています。今年度は、昨年に引き続き、オンラインミーティングツールzoomを使った開催となりました。
今年のテーマは『話そう 活動の「今」と「これから」』。
新しい日常の中で、工夫しながら生活や活動を続けてきた私たち自身や活動の「今」と「これから」について、いろんなことを語り合ってみようというプログラムでした。助成団体を中心に一般の方にもご参加いただきました。今回の運営にあたって、グループワークの進行役として、ファンド運営委員、ファンド卒業グループ(ハコブネ)のみなさまにもご協力いただきました。
オンライン開催ということで、少人数のグループワークが中心となりました。全体共有の時間では、各団体とも、新型コロナウイルスの影響は大なり小なりありますが、その中で、今できることを工夫して活動を継続していることがわかりました。オンライン開催では、実会場での開催と違い、全ての参加者との交流は難しい部分もありましたが、ブレイクアウトルームに分かれたセッションでは、今後のコラボレーションができそうな団体同士のつながりもできたようです。オンライン開催では、ゆるやかなつながりをつくることは難しい面もあり、実際に会う機会の重要性を改めて感じ、来年度は、実会場での開催となるといいなと思いました。
令和2年度 世田谷まちづくり交流会(オンライン開催)~今みんなで話す 変化したこと・しないこと
開催日時:2020年11月21日(土) 午後1時30分~4時
開催場所:zoomによるオンライン開催
参加者数:28名
世田谷まちづくり交流会は、公益信託世田谷まちづくりファンドの助成グループのほか、まちづくり活動を進めている人や関心のある人たちの『出会い』と『学び』の場として開催しています。今年度は、オンラインミーティングツールzoomを使った開催となりました。
テーマは「今みんなで話す 変化したこと・しないこと」。新しい日常への転換を迎えている今、大きな変化の中にいる私たち自身や取り組む活動について、今感じていることを『語り合ってみよう』というプログラムでした。
今回の運営にあたって、グループワークの進行役として、ファンド運営委員、ファンド卒業グループ(おやまちプロジェクト、ハコブネ)のみなさまにもご協力いただきました。
交流会としては初のオンライン開催ということで、これまでの会場開催に比べて制約があり、もっと話したかったという声もありましたが、グループワークを中心に、活動テーマや世代を超えた交流が行われました。
- 1. 参加団体1分PR
はじめて顔を合わせる方々も多く、まずは各団体1分間の活動紹介からスタート!
zoomならではの活動現場からの参加もありました。
- 2. グループセッション1 自己紹介
グループワークは、zoomのブレイクアウトルーム機能を活用。進行役1名と、3~4人の参加者で自己紹介と、個人的にコロナで変化したことや変化しなかったことについて話しました。これまで通りにはいかない中、みなさんが戸惑いながらも、工夫をして生活していることなどが共有できました。
- 3. グループセッション2 活動に関する語り合い
セッション1と同じグループで、それぞれの活動に関する語り合いの時間です。お題は、①コロナ禍での活動状況について、②活動の今後についての2点を中心に話しました。
- 4. 全体共有
グループセッションの後は、各グループでどのような語り合いがされたのかを全体で共有しました(図参照)。
コミュニケーションの工夫として、zoomをはじめとするオンラインツールの活用や、お手紙といったアナログツールも使ったという意見がありました。オンラインでもゲームで交流するなど、様々なアイデアやツールを工夫して使いながらも、対面の重要性を改めて実感し、こだわりを感じている団体もいらっしゃいました。
新型コロナウィルスに対しては、基本的な感染症対策をはじめ、それぞれの団体が自分たちなりに対策・基準づくりをしながら工夫して活動をしていることがわかりました。普段とは違った活動を強いられる中で、自分達の活動の重要さや意味を再認識されたという意見もありました。
感染症対策のために、工夫して使われるようになったオンラインツールやお手紙などは、今後の活動においても、継続して使っていくという団体もいらっしゃいました。直接集まることの難しさや、オンラインツールの難しさという課題はあるものの、手法や活動の見直しを考えながら、それぞれが、今できることをやっていこうというポジティブな意見が多くありました。試行錯誤をしながら、柔軟に新しい日常へ適応し、まちづくり活動を継続していることが共有されました。
- 第10回(2020年度)まちづくり交流会ちらし
【PDF形式 1,668KB】
令和元年度 世田谷まちづくり交流会~はじめましてをデザインする
開催日時:2019年11月17日(日) 午後1時30分~4時30分
開催場所:北沢タウンホール2階ホール(北沢2-8-18)
参加者数:74名
世田谷まちづくり交流会は、公益信託世田谷まちづくりファンドの助成団体のほか、まちづくり活動を進めている人や関心のある人たちの『出会い』と『学び』の場として開催しています。
今年度のテーマは「はじめましてをデザインする」。
まちづくり活動において、そのきっかけづくりをどうデザインしていくか?
身体や言葉を使い、ひととの違いを楽しむ・・・参加者自らがこの体験を通して、
それぞれの活動シーンの中での「はじめまして」を考えていくということで、
ワークショップや会議等で使われる「アイスブレイク」をやり通すプログラムでした。
積極的かつ面白がっていただき、大変な盛り上がりでした。仲良くなるプログラムを通じて、終了後のグループ同士の情報交換も進んだようです。
今回の企画・運営にあたっては、
U23チャレンジ部門・春の採用グループ「ハコブネ」(多摩美大の演劇ワークショップグループ)
ファンド運営委員の橘たかさん
にご協力いただきました。
- 1. バースデーライン
声を出さずにジェスチャーだけで誕生日順に円になるゲーム。
月や日が二桁って、案外、難しいですよね。
整ったあとは、両隣の人と自己紹介、誕生日の順番を確認。
- 2. 好きな月で集まれ!
声を出して、1年のうちの好きな月同士で集合。そして好きな理由を語り合いました。
好きなことを語っているときは、みなさん楽しそう。
- 3. 森の仲間たち
森で生き延びるために、仲間をつくります。
あらかじめ配布されたカードが、その人の役柄。
会場内にいる森の仲間たちを探して…チーム完成!グループづくりにゲーム性を取り入れて。
- 4. 名画を再現してみよう!
森の仲間たちのメンバーで、誰もが知る名画を再現し、会場全体で答え合わせ。
10名がそれぞれどんな役になりきるか。なりきりも大切です!!
参加者のみなさんの再現度が極めて高い!! 世界観を見事に表現していました!!
活動の対象である子どもとも一緒にできそうという意見もありました。
まずは、ハコブネの見本から
どう表現しようか…配布された絵をじっくりと観察してチームで検討。
完成はこちら!
- 5. ダイヤモンドランキング
無人島に漂着した4-5名が全員生き残るためには!?
この条件下で、9つの要件カードから自分が大切にしたい順位をそれぞれ個人で考えます。
個人の考えを伝えあい、意見をもとに、そのグループ全体の答えを導き出していきます。
1つの要件(例 仲間に対する思いやり)でも人によってとらえ方はさまざま。またそれぞれが大切と考える順位もさまざま。その違いを、対話を通して確認し共有していくプロセスを、あえて無人島でやってみることで、合意形成をより気軽に楽しく進めることができます。
活動グループでのチームビルティングにも活用できるといった意見やみんなの話を聞いて自分の考え方が変容していくのが面白かったなどの意見が出ました。
・開催ちらしはこちら【PDF形式 1400KB】からご覧ください。
平成30年度 世田谷まちづくり交流会~わかりやすく伝えるために整理する
開催日時:2018年11月18日(日) 午後1時30分~4時50分
開催場所:三茶しゃれなあどホール5階オリオン(世田谷区太子堂2-16-7)
参加者数:67名
世田谷まちづくり交流会は、公益信託世田谷まちづくりファンドの助成団体のほか、まちづくり活動を進めている人や関心のある人たちの『出会い』と『学び』の場として開催しています。今回は、よりわかりやすく活動を伝えたり、伝えたい人へのメッセージをとどけるために、定期的に自らの活動を他k者の視点も含めて「整理する」ことについて考えていきました。班に分かれてのグループワークを中心に行いました。
・開催ちらしはこちら【PDF形式 1400KB】からご覧ください。
平成29年度 世田谷まちづくり交流会~活動の”つながり”をひもとく
開催日時:2017年11月11日(土) 午後1時30分~4時50分
開催場所:三茶しゃれなあどホール5階オリオン(世田谷区太子堂2-16-7)
参加者数:66名
世田谷まちづくり交流会は、公益信託世田谷まちづくりファンドの助成団体のほか、まちづくり活動を進めている人や関心のある人たちの『出会い』と『学び』の場として開催しています。今年度は「活動の“つながり”をひもとく」をテーマに、多様な主体と連携しながら活動を発展させている方々を迎えてのパネルディスカッション、班に分かれてのグループワーク及びフリー交流タイムという三部構成のプログラムで行いました。
第一部は、「まちづくり実践者に聞く~“つながり”がもたらすもの」と題し、それぞれ違った“つながり”を持つ3団体にお越しいただきました。
・野川(世田谷区部) の多自然川づくりを考える連絡会(以下『野川』)
野川流域で活動している4つの団体(野鳥ボランティア、喜多見ポンポコ会議、野川とハケの森の会、せたがや野川の会)が野川の河床掘削工事を契機に平成21年から連携し、勉強会の開催や行政への提案、雨水貯留の普及活動などの取り組みを行っている。専門家と連携したこともあって、工事について、多自然川づくりを取り入れた施工方法に修正された。
・NPO法人芦花公園花の丘友の会(以下『花の丘』)
都立芦花公園を拠点に、学校や町会、商店会などに協力をいただきながら、花づくりやトンボ池、毎月開催しているイベントなどを運営している。都立公園の中に池を作り、ログハウスを建て、焼き芋大会を開くなど、本来都立公園では不可能と思われていたことを関係所管と協議を重ね実践してきた。
・(一社)街の木ものづくりネットワーク(以下『マチモノ』)
街で伐られた木を回収、木材化して資源として活かし、街に戻す取り組みを個人の活動から始め、平成25年に団体を設立。毎月のイベントなどを通じてその活動は共感を呼び、メンバーの数や活動の規模も年毎に大きくなっている。今年11月に社団法人化し、新たなスタートを切った。
パネルディスカッションは、場所づくり研究所 (有)プレイスの宮地 成子さんにコーディネーターを務めていただきました。3団体の自己紹介ののち、それぞれの団体の“つながり”の特徴から、『どういうところとどうつながっているか』や『つながった先との関係づくりの工夫』などについて、コーディネーターから質問があり、ヒントやコツを伺いました。
ここでは、3団体のお話について、一部をご紹介いたします。
野川:今田 裕実子さん
(4団体がつながった理由、つながって良かったこと)
活動フィールドが同じで何となく顔見知りだったし、また、東京都の野川流域連絡会などでも会ってはいたので、1団体でやるよりは、みんなで勉強しませんかということで、まず勉強会の企画段階から話を始めました。関係部署に話や相談をするのに、電話やメールで済ますのではなく、実際に訪問することを心掛けたからかもしれませんが、住民の意見ということでとりあえず話を聞いてくれたのは良かったです。行政も当初はあまり環境のことは考えていないようでしたが、専門家の話も聞いてくれるようになったので、訴えた価値はありました。
(4団体としてまとめる工夫)
それぞれの団体の活動の切り口は、野鳥とか水生生物とかで微妙に違うのだけれど、川の下流から現に工事が進み、時間的に制限があったので、違いはありながらも、走りながら問題点を見つけて話し合いをしてきたというのが実情です。ただ、それぞれの団体が一番大事にしている領域においては、そこの団体にある程度お任せして主導権をとってもらうとスムーズにいくということはあります。また、4団体全体では非常に大人数になるので、クッション的というか、人間関係の潤滑油となるような人が中に入ってくれると、連携が長く続くと思います。
花の丘:田瀬 裕水さん
(都立公園内に池を作り、建物を建て、焼き芋大会で火を使うことができる。そこまで東京都に信頼されている理由)
最初、公園が木ばかりのうっそうとした公園になるというときに黙って見ていられなかったのがきっかけで、花いっぱいの明るい公園にしたいといって関係部署に何度も顔を出すことで段々つながっていきました。まずは足を運ぶことが大事です。また、相手が役人だからといって下に媚びるのではなく、対等の気持ちで接し、相談したりされたりしてきたのが良かったのだと思います。
(環境学習の授業など、小学校の協力者の広げ方)
トンボ池をつくるときには、近くの小学校の全校生徒約2,700名にちらしを配りました。そうしたら170名の参加があったので、大事なのはPRすることだと思います。花壇も、花の丘の会員も年を取ってきて、苗や種を花壇に植えるのが大変だからということで小学校に依頼したら校長先生が是非やらせてほしいと言ってきました。学校の近くで、他にないくらい規模の大きい花壇で、しかも自由に使えるというのが学校にとっても良かったのだと思います。
マチモノ:湧口 善之さん
(樹木のオーナーや行政からの伐採の情報をどうやってキャッチして、活動につなげているのか)
活動の初期の段階のときは、まちの中を意識して歩くことで、情報を集めてきました。最初は大きなイベントはできなかったので、小さいワークショップから始め、まずは活動を知ってもらいました。最近では、イベントで知り合った人や知人からの情報や相談が元になって話が動く案件が多くなっています。
(イベントや法人化でのパーティーなど、オーナーなどの協力者や関係者に対するおもてなしの心に感心するが、どういう思いでやっているのか)
田瀬さんの話を聞いて思ったのですが、「対等」ということがヒントになると思います。僕らもまちづくり交流会などを通じて活動の諸先輩らと出会うことができましたが、下から媚びるのでは良くなくて、大事で好きな人だからと思うと、自然とそうなってきます。仕事でも同じで、下からではなくて、一緒に楽しいことをする、ということを考えています。お互いの思いが違うこともあるが、一緒にやれることを探しましょうと提案していると、そのうち相手が大事な人間になってきます。
その後、パネリストから他のパネリストへの質問や、メッセージなどのやりとりのあと、コーディネーターが、
- 普段の“つながり”が大事、それがあることで相談や問題解決へと進む。
- ちょっとしたことでも話してみる。それが新たな“つながり”を生む。
- 住民が一枚岩、ひとつの塊になることが強さになる。それは、要求するときだけでなく行動するときに力を発揮する。
- いろいろなことをやるときに、対等の立場で、一緒に良いまちにしていこうという方向を向いて取り組むことが良い“つながり”になる。
とパネルディスカッションをまとめて、第一部は終了しました。
第二部は、第一部のパネリストも加わって「わたしたちの“つながり”の可能性を探ろう!」と題したグループワークを実施しました。進行役は、第一部に引き続き、宮地成子さんです。
12の班に分かれて、自分たちの団体が「つながっているところ」「これからつながりたいところ」を模造紙に書き込み、可視化することを通して、“つながり”の可能性について新たな「気づき」を得る、そういう時間を参加者で過ごしました。
各班のグループワークの成果は、以下のとおりです。
第1班【PDF形式 281KB】
第2班【PDF形式 282KB】
第3班【PDF形式 283KB】
第4班【PDF形式 293KB】
第5班【PDF形式 289KB】
第6班【PDF形式 314KB】
第7班【PDF形式 283KB】
第8班【PDF形式 307KB】
第9班【PDF形式 282KB】
第10班【PDF形式 296KB】
第11班【PDF形式 291KB】
第12班【PDF形式 302KB】
第三部のフリー交流タイムでは、グループワークでの話の続きをしたり、興味のある団体に話を聞きにいったりするなど、参加者同士が積極的に交流を深めている姿が見られました。
午後1時30分に始まったまちづくり交流会は、盛況の中、4時50分に全てのプログラムを終了しました。今回の交流会での“つながり”が、まちづくり活動の新たな発展を生むきっかけのひとつになれば幸いです。
・開催ちらしはこちら【PDF形式 1994KB】からご覧ください。
平成28年度 世田谷まちづくり交流会~コラボレーションが生み出す可能性
開催日時:2016年10月22日(土) 午後1時30分~4時50分
開催場所:三茶しゃれなあどホール5階オリオン(世田谷区太子堂2-16-7)
参加者数:87名
世田谷まちづくり交流会は、公益信託世田谷まちづくりファンドの助成団体のほか、まちづくり活動を進めている人や関心のある人たちの『出会い』と『学び』の場として開催しています。今年度はコラボレーションが生み出す可能性」をテーマに開催しました。
第一部は多様な主体と連携しながら活動を発展させる方々を迎えてお話を伺い、第二部では、「世田谷のまちづくり活動、わたしたちがコラボするとこんなことができる」と題してグループワークを実施、第三部はフリー交流タイムというプログラムでした。
第一部は、非営利型株式会社Polarisの大槻昌美さんにコーディネーター役を務めていただき、3つの団体の取り組みについてお話を伺いました。
・NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク(以下水辺デザイン)の上原幸子さん
(多摩川河川敷でのプレーパークづくりから屋外内での遊び場づくりを展開する砧・多摩川あそび村と、多摩川での体験学習・環境学習を地域連携により進めるせたがや水辺の学校がNPO法人として統合。子どもの遊び場と居場所づくり、地域仕事を生む仕組みづくりに取り組む。)
・岡さんのいえTOMO(以下岡さんのいえ)の小池良実さん
(当財団事業地域共生のいえとして、大叔母さんの家を地域にひらき、まちのお茶の間として活動。小学校をはじめとする多様な連携の中で、地域の課題解決の居場所としても可能性を広げながら活動。)
・地域デザインブランドfutacolab(以下フタコラボ)の磯村歩さん、磯村舞さん
(福祉作業所の製品(お菓子)のブランドデザインを通して、多様性を尊重する地域社会の実現をめざし、障害者アーティスト支援等にも取り組む。)
続いて、5名のみなさんによるトークセッションは、コラボレーションにおけるヒントやコツとして次の視点から話が進みました。
『譲れるもの・譲れないもの(大事にしていること)』
・(水辺デザイン)二つの団体が一つに統合・NPO法人化した水辺デザインは、企業等とのコラボなどを考える時は、『地域の子どもたちの日常や活動とどのような関係性を作っていけるか』を大事にしていること、これは二つの団体でも共通した点であったこと。
・(岡さんのいえ)「この家を私の子どもだと思って、地域や子どもたちに役立てて」という大叔母さんの遺言から活動をスタートさせた岡さんのいえTOMOは、関わる人それぞれの中に、『大叔母さん(岡さん)だったらどうするだろう』という立ち戻るところがあること。
・(フタコラボ)福祉作業所の製品(お菓子)のブランドデザインを通して、多様性を尊重する地域社会の実現をめざすフタコラボは、『おいしいものとして届けること』『これはできないではなく、どうしたらできるか』を大切にしている。
『大変だったこと(課題や工夫について)』
・(水辺デザイン)団体内では顔の見える関係が築けているが、日常の活動を進めるチームと活動を発展させていくチームでの多忙さゆえの意思疎通が大変であり、課題。
・(岡さんのいえ)多世代は良いと言われているが、こだわり価値観、あるべき姿も違うし意見がぶつかることもある。好き嫌いに差をつけないことを自分にも問いかけて進めてきた。
・(フタコラボ)福祉作業所とのコラボは、目的や理念のレベルで共有することや、誰が幸せになるかを含め関係している人たちがみなよしとなる関係性を作っていくことが工夫のしどころだった。
『新しい発見やつながりはどこにあるか?』
・(岡さんのいえ)広報が行きわたると思いもよらない人との出会いもある
・世田谷まちづくり交流会や世田谷まちづくりファンドキラ星応援コミュニティ部門など
さらにパネリストのみなさんのお話からは、
関係性をつくる中で伝えたいことをどう伝えるか
その際どれだけ自分たちをひらけるか(相手を受け入れるか)
がコラボを活かすカギとなってくることが見えてきました。
さらに新しい発見や意見を得る機会として交流会等を積極的に活用して欲しいというご意見もあり、コラボがより良いアクションへ導かれるために、つながりづくりを大切にされていることを感じることができました。
パネリストのみなさんそれぞれが思い描く地域の未来像を伺いながらトークセッションは終了しました。
第二部は、第一部の登壇者も含めてのグループワークを実施。
各団体の強み・PR点を活かしあうコラボの可能性を探りました
。
17のコラボ企画を通じて更なる可能性を得た団体の今後の活動に、トラストまちづくりも大いに注目していきたいと思います。
・17のコラボ企画一覧はこちら(PDF643KB)からご覧ください。
・開催ちらしはこちら(PDF341KB)からご覧ください。
平成27年度 世田谷まちづくり交流会~ワカモノが発想する地域デザイン
開催日時:2015年10月24日(土) 午後1時30分~4時30分
開催場所:三茶しゃれなあどホール5階オリオン(世田谷区太子堂2-16-7)
参加者数:80名
今年度のまちづくり交流会は、「ワカモノが発想する地域デザイン」をテーマに、第一部では、「エリア」の視点を持ちながら地域で取り組む、比較的若い世代の方々を迎えてお話を伺い、第二部では、「世代をこえてまちづくりを考える」をテーマにワールドカフェ形式による交流会を行いました。
第一部は、タガヤセ大蔵のオーナー安藤勝信さんにコーディネーター役を務めていただき、
世田谷代田ものこと祭り実行委員会の南秀治さん(世田谷代田駅前商店街)
カフェSTUDYの鈴木一史さん(松陰神社通り商店街)
㈱松陰会館の佐藤芳秋さん(松陰神社通り商店街)
三軒茶屋まち道楽の皆本徳昭さん(太子堂商店街)
にそれぞれの取り組みについてお話いただきました。
5名のみなさんによるパネルディスカッションは、安藤さんからキーワードを提示いただき、進められました。
キーワード:『まちにいる変態』『大失敗』『空き家』『補助金のないまちづくり』『自己組織化』『計画的偶発性理論』『生き方×働き方×暮らし方』など
これらのキーワードの中からは、
「失敗を失敗と思わない」
「知り合いから生まれる情報の連鎖から良いつながりが生まれてくる」
というエピソードや、特に、「生き方×働き方×暮らし方」というキーワードからは、
「やりたいやりがいのある仕事をふつうに一生懸命頑張って安心して暮らせたら」
「人のつながりの縁という波に乗って、結果はあまり考えず一生懸命生きる」
「生まれ育ったところで何でも完結したい」
「地元に友達や知り合いがいると何でもできる。仕事や遊びも同じ。地域での良いコミュニケーションをつくっていきたい」など
『こんな暮らしがしたいということが今後のまちにつながっていく』というようなお話がありました。
パネリストのみなさんが日頃、どのようなことを考えているか、地域や仕事、暮らし方の関係性を垣間見ることができました。
第二部は、第一部の登壇者も含めてのワールドカフェ形式による交流会です。
予め、若手の活動団体のメンバーから、当日話し合いたいお題を準備してもらいました。
「活動の継続性、認知してもらうための集客方法やパイプづくり」
「学生としての事業の継続性」
「団体をどう動かしていくか(組織運営)」
「活動の幅を広げたい」
「関わる人の固定化、進捗の見通しが立ちにくい」
「地域の資源活用のコツを知りたい」
「特定の世代の人に知ってもらい参加してもらうためには」
「キャッチコピーのつけ方」
「イベントが終わったとき、活動のオンオフのつけ方」
などテーブルごとに意見交換やアイデアの共有が行われ、参加者にとっては、活動へのヒント、情報交換の機会になりました。
・開催ちらしはこちら(PDF341KB)からご覧ください。
平成26年度 世田谷まちづくり交流会 ~“フューチャーセッション”で世田谷のまちづくりの未来を考える
開催日時:2014年10月25日(土) 午後1時30分~4時30分
開催場所:三茶しゃれなあどホール5階オリオン(世田谷区太子堂2-16-7)
参加者数:83名
・フューチャーセッションとは、ある課題に対して、立場の違いを超えた対話により協調アクションを生み出していく場のことを言います。ここで大切なのはバックキャスト思考。未来を予測し、そこから逆算して行動を起こしていくことです。例えば、私たちが暮らしまたは働く地域が将来こんな姿になっていたい。その未来を想定し、実現のための行動計画を具体的に立てていきます。
この手法について世田谷のまちづくり活動団体の皆さんにも体験してもらい、それぞれの活動へ生かして欲しい。そんな想いから、フューチャーセッションの日本における第一人者である野村恭彦さんをお迎えしました。
プログラムでは、世田谷のまちづくりの未来を考えたときに『未公認のまちづくり当事者』がいるとしたら、その人はどんな役割だろう?その人がいると街にどんないいことが起こるだろう?そして、未公認のまちづくり当事者を自分が担うとしたら…対話のウォーミングアップを重ねながら、最終的には4~5人のグループになり、全16グループが『未来新聞』を制作しました。新聞のお題は『未公認のまちづくり当事者の役割があったことでまちの未来がどのように変わったか?』。30分という短い制作時間にも関わらず、力作が完成しました。
・『未来新聞』は、こちら(PDF4.62MB|全16ページ)からご覧いただけます。
・開催ちらしはこちら(PDF1.9MB)からご覧ください。
平成25年度 世田谷まちづくり交流会 ~インターネットを活用し、人々の共感を集め資金を募るクラウドファンディング
開催日時:2013年10月26日(土) 午後1時30分~4時30分
開催場所:駒澤大学 駒沢キャンパス 9号館392号室
・活動する上でかかせない「資金」のこと。今回のまちづくり交流会では、インターネットを活用して、人々の共感を得て資金を集めるクラウドファンディング(以下、CF)について、
日本最大のCFプラットフォーム「READY FOR?」のチーフキュレーター田島沙也加さんにご登壇いただきました。
当日は、台風が過ぎ去った直後にも関わらず、135名の参加がありました。講演前に、CFの認知度について会場へ投げかけたところ「知っている」と答えたのは僅か数名。
さすがに不安に思いましたが、講義がスタートすると会場の皆さん、CFの仕組みや、具体的に人々から共感を得るポイントなどの説明を、熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。
第二部では、「世田谷のまちづくりファンドグループみんなでCFに応募しよう」というテーマのワークショップ。「CFに応募する」ため「人々から共感を得るためのキーワード」
となる世田谷の特色・課題を出し合い、最終的に6m×6mの世田谷区地図にキーワードを張り出し可視化、皆で共有しました。
世田谷区の特徴と一言でいっても、地域毎にその特色は当然異なります。町内会単位をベースとしながら、グループ分けを行ない、これを丁寧に整理していきました。
ワークショップについては、東京工業大学社会工学基盤学の土肥研究室にご協力いただきました。
開催ちらしはこちらからご覧ください。【PDF4.2MB】
平成24年度 世田谷まちづくり交流会 ~社会的起業とまちづくり
開催日時:2012年10月27日(土) 午後1時30分~4時30分
開催場所:三茶しゃれなあどホール オリオン
・「社会的起業とまちづくり」と題した今回は、第1部に、西国分寺で「クルミドコーヒー」を経営する影山知明さんをお迎えし、「西国分寺が元気になること」をモットーに、カフェから、人と人、人とまちがつながる状況をつくり出している取り組みと、そこから生まれる地域づくりのヒントについてお話を伺いました。
第2部では、ワールドカフェ形式で、『世田谷に人と人、人とまちがつながるこんな場所あったらいいな』をテーマにワークショップを開催しました。今ある場所、空いている場所の新たな利用方法や魅力的な場所づくりのアイデアが次々に出され、世田谷のまちに求められるニーズを発掘する機会となりました。
・開催ちらしはこちらからご覧ください。【PDF2.06MB】
平成23年度 世田谷まちづくり交流会 ~活動への共感の輪を広げるために
開催日時:2011年10月29日(土) 午後1時30分~5時
開催場所:三茶しゃれなあどホール オリオン
・「世田谷まちづくりファンド」をはじめ、様々な助成制度を活用しながら活動を展開してきた「NPO 野沢3丁目遊び場づくりの会」に活動をはじめたきっかけから、活動を進めていく上で直面した課題やその解決方法などをお聞きしました。また、団体がホームページをリニューアルする際に、人材面での支援を行なった「NPO サービスグラント」事務局とプロボノワーカーにご登壇いただき、支援を受ける立場と支援する立場からお話を聞きました。
・詳しくは、こちらの報告をご覧ください。【PDF1.18MB】
・開催ちらしはこちらからご覧ください。【PDF820KB】
平成22年度 ネットワーク形成イベント ~出会い 学び つながろう
第一回目「ブランディング」力をつけよう!~広報力を高めるための創意工夫~
開催日時:2010年11月17日(水) 午後6時~8時30分
開催場所:北沢タウンホール 12階
講師:林直樹 氏(株式会社 電通 コミュニケーション・プランナー)
まちづくり活動を進める上で必要な‘広報力’や‘企画力’を高めるための相違工夫を学びました。
第二回「歴史的遺産」を活かしたまちづくり~歴史的文化遺産を後世に引き継ぐ~
開催日時:2010年12月17日(金) 午後6時~8時30分
開催場所:北沢タウンホール 12階
講師:新堀学 氏(新保氏アトリエ一級建築士事務所主宰、NPO地域再創生プログラム副理事長)
‘歴史的景観’や‘歴史的建造物’をテーマに、まちづくり活動を進めるグループや関心のある人の間で意見交換を行ないました。
・開催ちらしはこちらからご覧ください。【PDF1.2MB】
平成21年度ネットワーク形成イベント~出会い 学び つながろう!
平成21年度のプログラムの詳細はこちら(PDF)
第一回目 食べるからつながるまちづくり~世田谷の農と食を考える~
2010年1月28日(木)午後6時~8時30分
「食」や「農」をテーマに、まちづくり活動を進めるグループや関心のある方をつなげるための交流会
第二回目 ひらくからはじまるまちづくり~自分の家や庭を地域にひらく~
2010年3月3日(水)午後6時~8時30分
自分の家や庭を地域にひらいているオーナーの方や活動等を紹介し、点から面へとつなげるためのネットワーク強化を図る交流会
第三回目 集めるからはじまるまちづくり~人・もの・資金を集める創意工夫~
2010年3月17日(水)午後6時~8時30分
まちづくり活動を進める上で不可欠な“人・もの・資金”を集めるための創意工夫を学びながら考える
問合せ |
世田谷まちづくり交流会担当 電話番号:03-6379-1621 |