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市民まちづくりの支援

世田谷まちづくり交流会

世田谷まちづくり交流会は、公益信託世田谷まちづくりファンドの助成団体のほか、まちづくり活動を進めている人や関心のある人たちの『出会い』と『学び』の場として開催しています。

令和6年度 世田谷まちづくり交流会 「共創」と「私たちの可能性」 報告

日時 2024年12月1日(日)  13:30~16:00
場所 代田区民センター[世田谷区代田6-34-13]
京王井の頭線「新代田」駅下車 徒歩1分
対象 世田谷区内で活動されている方、世田谷のまちづくりに関心のある方
公益信託世田谷まちづくりファンド第32回助成グループ
テーマ 今年のテーマは、「共創」と「私たちの可能性」。
地域でまちづくりの活動をしていると、目の前の課題解決に行き詰ったり、従来のやり方ではうまくいかなかったりすることがあると思います。
本テーマの「共創(きょうそう)」には、既存のメンバーだけでなく、異なる立場や属性の人たちと一緒になって取り組むことで、これまでに考えつかなかったような新しい価値が生まれるという意味があると、私たちは考えます。
今回は、地域や他者を巻き込みながら活動を展開しているまちづくりの実践者の事例から、「共創」とそれによってひろがる「私たちの可能性」について、みんなで考えたいと思います。
プログラム ・オープニング
・参加団体の30秒PR
・第一部 まちづくり座談会
今年度のつながりラボ部門の助成を受けている3団体から、地域や他者を巻き込むための工夫などを伺います。
〈代表スピーカー/敬称略〉
   石山恭子(NPO法人子育て支援グループamigo理事長)
   高野雄太(一般社団法人おやまちプロジェクト代表理事)
   柏 雅弘(一般社団法人シモキタ園藝部代表理事)

・第二部 ワークショップ
座談会での学びを共有し、自分たちの可能性について考えます。
参加者数 56名

交流会の様子

【第一部 まちづくり座談会】

今年度のつながりラボ部門の助成を受けている3団体から、地域や他者を巻き込むための工夫などを伺いました。

  • 代表スピーカーの活動紹介
  • 一般社団法人おやまちプロジェクト 高野雄太さん

    尾山台にある「タタタハウス」を拠点に様々な人と垣根を越えて出会い、
    各々が持ち味を発揮しながら、 自分たちの手でまちでの暮らしをより豊かにする活動を行っています。
    そんな中、出会って、分かり合って、つくり合う、「おやまちサイクル」が生まれました。最近では、企業・行政・団体等から共創のオファーがありました。
    団体SNS: Instagram (@tatata_house) (@oyamachi_prj)

    NPO法人子育て支援グループamigo 石山恭子さん

    「“一緒に楽しく子育てしようよ!”をテーマに23年間活動しています。」と、これまでの活動を振り返りながら説明をしていただきました。
    地域の子育て世代と関係を築きながら、世田谷区のさまざまな担当課や当財団とも共創を重ね、世田谷区内(松原、桜丘、砧等)に幅広く活動拠点を展開しました。
    2023年には新たな拠点として松原にpublico(パブリコ)を開きました。
    団体HP: https://www.kosodate-amigo.com/

    一般社団法人シモキタ園藝部 柏雅弘さん

    「組織の根幹は、小田急電鉄と世田谷区から請け負っている下北線路街路のみどりのお世話を、市民の手で行うこと。」と、語る柏さん。
    将来について、膝をつき合わせた話し合いを重ねることで、住民と行政と鉄道会社の3者が、手探りであたらしい形のパートナーシップをつくりあげました。
    現在も多様な参加者により、さまざまな事業を実施しています。
    団体HP: https://shimokita-engei.jp/


  • 座談会での話題・会場からの質問
  • 「『参加者』が『活動の主体者』になっていく過程にはどんなステップがあるのか」、「組織と個人の願いが異なる時、どんなコミュニケーションが大切か」などの話題が上がり、 各団体の視点を交えながら活動における共創の経験が語られました。
    参加者からは、「プロジェクトはどのような体制で進行しているか」、「活動と私生活のバランスの取り方の工夫は」など数多くの質問が投げかけられ、 会場全体が非常にフラットな雰囲気で会話が進みました。

  • グラフィックレコーディング
  • 最後に、座談会と同時に作成していたグラフィックレコーディング(※)をもとに、座談会の振り返りをしました。
    (※グラフィックレコーディング:会議や講演の内容をイラストや文字でリアルタイムに記録する手法)


    交流会の様子 交流会の様子 交流会の様子

    【第二部 ワークショップ】

    少人数に分かれて座談会を受けての感想や学びを共有し、自分たちの可能性について話し合いました。
    その後のフリートークの時間では「2団体での共同企画が進みそう!」という話題が上がるなど、各班とても盛り上がりました。
    プログラムを通して参加者の方からは、「人を集めるには、自分たちもタネをまいていかなければいけないし、継続し、次につなげていくことが大事だ、という話になった。あとは、あたたかく見送ることも大事だと感じた。」というご感想をいただき、プログラムを終えました。

    閉会後も団体同士の交流があり、ワークショップ内では話しきれなかった団体や、以前から関心があった団体に声をかける様子も見られました。
    この交流会が、みなさまの共創とこれからの可能性につながれば幸いです。

    ・開催ちらしはこちら【PDF形式 883KB】からご覧ください。

    交流会の様子

    平成21年度~令和4年度
    これまでの「世田谷まちづくり交流会」報告

    令和4年度 まちづくりファンド30周年記念イベント『まちづくりデイ』と連動開催

    開催日時:2022年11月20日(日)  13:30~16:00
    開催場所:三茶しゃれなぁどホール[世田谷区太子堂2-16-7 5階]
    参加者数:69名

    今年は「自分たちの活動の中にある可能性を探る」をテーマに、世田谷区内で活動されている方、世田谷のまちづくりに関心のある方、公益信託世田谷まちづくりファンド第30回助成グループを中心に交流を行いました。

    ~主なプログラム~

    • オープニング
    • まちづくりデイ企画の紹介
    • 参加団体の30秒PR
    • 交流セッション(メンバーを変えて2回開催)
    • 全体共有

    活動のきっかけは、個人の課題感やそれに共感するメンバーでスタートしますが、いわゆるサークル活動ではなく、「まちづくり活動」として展開していくため、“多様な人々が参画を試行する活動”や“既存のまちづくりでは巻き込んだり、援助できていなかった人たちにも届けられる活動”について話し合いました。


    令和3年度 世田谷まちづくり交流会(オンライン開催) 話そう 活動の「今」と「これから」

      ▼ 開催報告はこちらから。


    令和2年度 世田谷まちづくり交流会(オンライン開催)~今みんなで話す 変化したこと・しないこと

      ▼ 開催報告はこちらから。


    令和元年度 世田谷まちづくり交流会~はじめましてをデザインする

      ▼ 開催報告はこちらから。


    平成30年度 世田谷まちづくり交流会~わかりやすく伝えるために整理する

      ▼ 開催報告はこちらから。


    平成29年度 世田谷まちづくり交流会~活動の”つながり”をひもとく

      ▼ 開催報告はこちらから。


    平成28年度 世田谷まちづくり交流会~コラボレーションが生み出す可能性

      ▼ 開催報告はこちらから。


    平成27年度 世田谷まちづくり交流会~ワカモノが発想する地域デザイン

      ▼ 開催報告はこちらから。


    平成26年度 世田谷まちづくり交流会 ~“フューチャーセッション”で世田谷のまちづくりの未来を考える

      ▼ 開催報告はこちらから。


    平成25年度 世田谷まちづくり交流会 ~インターネットを活用し、人々の共感を集め資金を募るクラウドファンディング

      ▼ 開催報告はこちらから。


    平成24年度 世田谷まちづくり交流会 ~社会的起業とまちづくり

      ▼ 開催報告はこちらから。


    平成23年度 世田谷まちづくり交流会 ~活動への共感の輪を広げるために

      ▼ 開催報告はこちらから。


    平成22年度 ネットワーク形成イベント ~出会い 学び つながろう

      ▼ 開催報告はこちらから。


    平成21年度ネットワーク形成イベント~出会い 学び つながろう! 

      ▼ 開催報告はこちらから。


    問合せ 世田谷まちづくり交流会担当 電話番号:03-6379-1621
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