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市民まちづくりの支援

世田谷グリーンインフラの取り組み

グリーンインフラとは、自然環境の有する多様な機能(雨水貯留・浸透、流出抑制、水質浄化、地下水涵養、生物多様性の向上等)を賢く活用し、持続可能で魅力あるまちづくりを推進する取り組みです。
当財団では、設立当初より、自然環境や歴史的・文化的環境を保全した環境共生・地域共生のまちを実現することを目標として、様々な取り組みを行なっているところですが、2020年より、世田谷らしいグリーンインフラを普及するために、産・官・学・民連携で、「世田谷グリーンインフラ」の取り組みをスタートしました。

目次

世田谷グリーンインフラ学校 自分でもできる雨庭(あめにわ)づくり

本講座は、「雨庭づくりを実践し、その魅力や意義を地域の中で率先して広めていく」グリーンインフラリーダーの育成をめざしています。全3回で、自然環境が持つ多様な機能を賢く利用するグリーンインフラや雨水利用等を体系的に学び、自分でも実践できる「雨庭」を演習フィールドで手づくり施工します。グループワークやディスカッションを通じた、主体的な学びの場です。
雨庭とは、屋根等に降った雨水を集めて、一時的に貯留し、ゆっくりと地面へ浸透させる庭(植栽帯を含む)のことです。雨が直接地面に浸透するため、下水道等にかかる雨水の流入負荷を軽減させます。また、生物多様性が豊かになり、水質を浄化する効果も期待できます。

開催概要

日時 第1回 令和5年10月22日(日) 午前10時~午後5時
第2回 令和5年10月29日(日) 午前10時~午後5時
第3回 令和5年11月18日(土) 午前10時~午後5時
主な会場 【座学・演習会場】
世田谷トラストまちづくりビジターセンター(成城4-29-1)(GoogleMapを参照する
小田急線「喜多見」駅より徒歩13分
小田急線「成城学園前」駅より徒歩17分
小田急バス(玉08二子玉川駅~調布駅南口)「喜多見駅入口」より徒歩13分
小田急バス(渋26渋谷駅~調布駅南口)「喜多見駅入口」より徒歩13分
小田急バス(喜01喜多見駅~狛江ハイタウン折返場)「狛江ハイタウン折返場」より徒歩3分
参加費 無料
申込方法 ①か②のいずれかの方法でお申込みください。

①WEBからのお申込み
以下のURLから詳細をご覧頂き、お申込みください。
※Peatix Japan株式会社のサービスを利用します。
https://setagaya-gi2023.peatix.com

②ファクシミリ・郵送でのお申込み
上記のエントリーシートをダウンロードの上、ファクシミリまたは郵送にてお申込みください。
  • ファクシミリ:03-6379-4233
    ※ファクシミリ送信後は、お手数ですが受信確認のため必ずお電話をください。
  • 郵送:〒156-0043 世田谷区松原6-3-5 梅丘分庁舎1階
    一般社団法人世田谷トラストまちづくり グリーンインフラ学校 担当
募集人数 15名程度※応募多数の場合は抽選(世田谷区内在住・在勤・在学優先)
受講条件 ①雨水利用による生物多様性豊かな庭づくりに関心があり、自宅の庭や区内の緑地等で実践を考えていること
②全3回参加可能なこと

①②を全てを満たす方
応募締切 10月5日(木)必着
※応募締切後、一週間程度で抽選結果のご案内を差し上げます。
主催 世田谷区/一般財団法人 世田谷トラストまちづくり

講師陣

神谷博さん写真 ◆神谷 博(かみや ひろし)
 NPO雨水まちづくりサポート理事長/法政大学エコ地域デザイン研究センター客員研究員

1949年東京都生まれ。建築家。NPO雨水まちづくりサポート理事長。景観アドバイザー(新宿区、千代田区、渋谷区、板橋区、山梨県、他)。法政大学エコ地域デザイン研究センター客員研究員。共著:『井戸と水みち』「雨の建築学」他。業績:1993年及び1994年山梨県建築文化奨励賞、2011年度土木学会賞・デザイン賞優秀賞、他。

矢田陽介さん写真 ◆矢田陽介(やた ようすけ)
 ボタニカン・藤野里山ランドスケープ代表/一級造園施工管理技士

2011年、世田谷区砧の集合住宅をコミュニティガーデンの拠点「たぬき村」として地域に開く。2016年より神奈川県相模原市緑区の藤野に移住。翌年、藤野里山ランドスケープ設立。居住地域の耕作放棄地の活用など里山再生事業にも取り組む。パーマカルチャーや里山文化をベースとした、ナチュラルな暮らしの提案、暮らしの風景づくりを庭を通して行っている。

福岡孝則さん写真 ◆福岡 孝則(ふくおか たかのり)
 東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科 准教授

ペンシルバニア大学芸術系大学院ランドスケープ専攻修了後、米国・ドイツのコンサルタント、神戸大学持続的住環境創成講座特命准教授を経て、2017年より現職。作品に「コートヤードHIROO」、「南町田グランベリーパーク」、著書に『海外で建築を仕事にする2 都市・ランドスケープ編』、『Livable City(住みやすい都市)をつくる』など。

カリキュラム

※カリキュラムの内容は変更する場合があります。

  • 概論(豪雨対策/グリーンインフラ/雨の歴史・循環/みどりの役割ほか)
  • 事例見学
  • 雨と植物のことを学び、雨庭のつくり方を知る
  • 演習場所の観察調査を行ない、雨庭を手づくり施工する
  • 「自分でもできる雨庭」プランづくりと講評
  • 決意表明

※本カリキュラムは全3回の連続講座です。
※全体を通してグループワークやディスカッションがあります。


これまでのグリーンインフラ学校

これまでに開催した世田谷グリーンインフラ学校を紹介します。タイトルをクリックすると展開します。

令和4年度 世田谷グリーンインフラ学校

令和3年度 世田谷グリーンインフラ学校


お問合せ 一般財団法人世田谷トラストまちづくり トラストみどり課
電話番号:03-6379-1624(平日8:30-17:00)
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