しようねットの解決法


認知症予防しようねットの活動は大きなテーマとして「認知症予防」「まちづくり」があります。

まちづくり
認知症の患者は2010年現在65歳以上の方の4人に1人だと言われています。この割合から、地域住民の中では8人に1人が認知症患者になります。ですから地域にとって「認知症」というキーワードはとても大切なものなのです。
地域で認知症の患者とどのように接したら良いのか、認知症の方とそうでない方はどのように見分ければよいのか、実際に高齢者はどのように接して欲しいのかを認知症予防しようねットは常に語り合い。発信しています。

様々な課題や問題
地域活動を続けていく上では、その時々で様々な課題や問題が発生します。メンバーが増えない、活動が広がらない、広報がうまくいかない、地域に認めてもらえない。
認知症予防しようねットでも様々な課題や問題にぶつかった事があります、その際にどのように対応したか、どのような施策を試みたか、どのように考えたかを紹介したいと思います。


メンバーのひとり、高木沙枝さんはこう言っています。
「ケセラセラ」なるようになるわ。
メンバーには「ええ加減」なエイコさんもいますし、私の様な「おおかたよかろ」の人間がいますので問題と解決策を話し合っているうちに何時の間にか解決しているんです。


認知症予防しようねットでは2006年の活動当初から、どんな問題にぶつかっても気長に臨機応変に楽観的に解決してきました。課題を解決する話し合いも立派な認知症予防であると自らに言い聞かせているメンバーもいます。


・ 公共施設の予約に関する課題
【課題】メンバーの都合の良い日程で公共施設の予約が取れない。さて困った「しようねット」はどうする?

【解決方法】メンバーの自宅を提供してもらいます。提供してもらう際には自宅を提供しているメンバーの負担を軽減するためにお茶菓子や飲み物を持ち寄りで集まったり、少額の会費を集めて自宅を提供してくれたメンバーに渡したりしています。

・ メンバーが増やしたいという時の課題
【課題】メンバーの引っ越しやベクトルの違いなどで脱退する人が続いてしまった時や、活動範囲を広げたい時にメンバーを新たに募りたいけどなかなか集まらない。さて困った「しようねット」はどうする?

【解決方法】チラシやWeb(ホームページやブログ、TwitterやFacebook、mixi等)でメンバーを募集することがどんな団体も多いと思いますが、口コミに優る広告無しです。現在いるメンバーが「なぜ、しようねットに参加しているのか」「なぜ、新たにメンバーを募集しているのか」がしっかりと把握していれば、メンバーが新しい人を連れてきてくれる事がほとんどです。
※認知症予防しようねットデータ
2009年から2010年の2年間で新たに参加した人の割合はメンバーの声掛け(10名)Web(5名)ここでの人数は正式メンバーにならなかった方も含まれています。

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