平成28年度 世田谷まちづくり交流会

平成28年度 世田谷まちづくり交流会 コラボレーションが生み出す可能性

開催日時:2016年10月22日(土) 13:30~16:50
開催場所:三茶しゃれなあどホール5階オリオン(世田谷区太子堂2-16-7)
参加者数:87名

世田谷まちづくり交流会は、公益信託世田谷まちづくりファンドの助成団体のほか、まちづくり活動を進めている人や関心のある人たちの『出会い』と『学び』の場として開催しています。今年度はコラボレーションが生み出す可能性」をテーマに開催しました。 第一部は多様な主体と連携しながら活動を発展させる方々を迎えてお話を伺い、第二部では、「世田谷のまちづくり活動、わたしたちがコラボするとこんなことができる」と題してグループワークを実施、第三部はフリー交流タイムというプログラムでした。

平成28年度 世田谷まちづくり交流会の様子

第一部は、非営利型株式会社Polarisの大槻昌美さんにコーディネーター役を務めていただき、3つの団体の取り組みについてお話を伺いました。

  • NPO法人せたがや水辺デザインネットワーク(以下水辺デザイン)の上原幸子さん
    (多摩川河川敷でのプレーパークづくりから屋外内での遊び場づくりを展開する砧・多摩川あそび村と、多摩川での体験学習・環境学習を地域連携により進めるせたがや水辺の学校がNPO法人として統合。子どもの遊び場と居場所づくり、地域仕事を生む仕組みづくりに取り組む。)
  • 岡さんのいえTOMO(以下岡さんのいえ)の小池良実さん
    (当財団事業地域共生のいえとして、大叔母さんの家を地域にひらき、まちのお茶の間として活動。小学校をはじめとする多様な連携の中で、地域の課題解決の居場所としても可能性を広げながら活動。)
  • 地域デザインブランドfutacolab(以下フタコラボ)の磯村歩さん、磯村舞さん
    (福祉作業所の製品(お菓子)のブランドデザインを通して、多様性を尊重する地域社会の実現をめざし、障害者アーティスト支援等にも取り組む。)

続いて、5名のみなさんによるトークセッションは、コラボレーションにおけるヒントやコツとして次の視点から話が進みました。

『譲れるもの・譲れないもの(大事にしていること)』

  • (水辺デザイン)二つの団体が一つに統合・NPO法人化した水辺デザインは、企業等とのコラボなどを考える時は、『地域の子どもたちの日常や活動とどのような関係性を作っていけるか』を大事にしていること、これは二つの団体でも共通した点であったこと。
  • (岡さんのいえ)「この家を私の子どもだと思って、地域や子どもたちに役立てて」という大叔母さんの遺言から活動をスタートさせた岡さんのいえTOMOは、関わる人それぞれの中に、『大叔母さん(岡さん)だったらどうするだろう』という立ち戻るところがあること。
  • (フタコラボ)福祉作業所の製品(お菓子)のブランドデザインを通して、多様性を尊重する地域社会の実現をめざすフタコラボは、『おいしいものとして届けること』『これはできないではなく、どうしたらできるか』を大切にしている。

『大変だったこと(課題や工夫について)』

  • (水辺デザイン)団体内では顔の見える関係が築けているが、日常の活動を進めるチームと活動を発展させていくチームでの多忙さゆえの意思疎通が大変であり、課題。
  • (岡さんのいえ)多世代は良いと言われているが、こだわり価値観、あるべき姿も違うし意見がぶつかることもある。好き嫌いに差をつけないことを自分にも問いかけて進めてきた。
  • (フタコラボ)福祉作業所とのコラボは、目的や理念のレベルで共有することや、誰が幸せになるかを含め関係している人たちがみなよしとなる関係性を作っていくことが工夫のしどころだった。

『新しい発見やつながりはどこにあるか?』

  • (岡さんのいえ)広報が行きわたると思いもよらない人との出会いもある
  • 世田谷まちづくり交流会や世田谷まちづくりファンドキラ星応援コミュニティ部門など

さらにパネリストのみなさんのお話からは、
・関係性をつくる中で伝えたいことをどう伝えるか
・その際どれだけ自分たちをひらけるか(相手を受け入れるか)
がコラボを活かすカギとなってくることが見えてきました。

さらに新しい発見や意見を得る機会として交流会等を積極的に活用して欲しいというご意見もあり、コラボがより良いアクションへ導かれるために、つながりづくりを大切にされていることを感じることができました。
パネリストのみなさんそれぞれが思い描く地域の未来像を伺いながらトークセッションは終了しました。

第二部は、第一部の登壇者も含めてのグループワークを実施。
各団体の強み・PR点を活かしあうコラボの可能性を探りました。 17のコラボ企画を通じて更なる可能性を得た団体の今後の活動に、トラストまちづくりも大いに注目していきたいと思います。

・17のコラボ企画一覧はこちらからご覧ください。

・開催ちらしはこちらからご覧ください。

お問い合わせ世田谷まちづくり交流会担当 電話番号:03-6379-1621