発見!  <プールはまちのワンダーランド>

給田小学校 (H17.5.21)
開始前のひとときに水鳥も飛来


オタマジャクシ・ミジンコ・ヤゴなど

 
5月のプールは水生生物の楽園です。ひとたび水中に網を入れようものなら、 いろいろなものが採れます。トンボの幼虫「ヤゴ」をはじめ、小型ゲンゴロウの幼虫、 カゲロウの幼虫、オタマジャクシにアメンボ、ミジンコ。

しまいにはなんだかわからない小動物の骨格なども 採れてしまうのです。とりわけヤゴは多く、生育状況の良いプールでは、その数は1000匹以上にもなります。 月が変わって6月、そんな楽園にも「約束の天変地異」が訪れます。プール開きに備えた水抜きのため、 底にすむ全ての生き物は下水管へと流されていってしまいます。

羽化を間近に控えたヤゴたちも一日にして消滅してしまうのです。 「ヤゴ救出作戦」は、参加者にこの悲運のヤゴたちを救出・飼育してもらうと同時に子供たちの生き物に対する興味を培うことを目的としています。 このイベントを通称“トンボのヤゴ捕り”、目的意識をもつと「ヤゴ救出作戦」、そしてちょっとアカデミックに『水生生物観察会』と呼びます。