烏山みずとみどりの会の活動のかかわりかた、 ヒント


烏山みずとみどりの会は、活動を続けて十年選手となりました。
「普段着で」、「日常生活の延長で」、「イベントは楽しくやろう!」
 というモットーですすめてきました。
「自分たちではたいしたことはないよね」と思っていますが、それでも十年間、 メンバーも欠けずにむしろ増えて、しかも活動の範囲も幅も広がったのには、 何かしら、まちづくりの活動のヒント?があるのかもしれません。 世田谷のまちで活動をするひとたちに、ほんの少しでも、参考になればと思い、以下にヒント?をまとめました。


1. メンバー同士の気持ちいい関係づくり
メンバーは烏山を愛する人たちが主な顔ぶれですが、活動をするようになって初めて、顔見知りになりました。
メンバーの間柄は、言いたい事がいえる気楽な雰囲気であると同時に、日常生活の関係・・・ 「昔ながらのおつきあい」を大切に考える人たちで構成されています。 新しい人たちが入っても、特別な扱いはせず、最初から自然体・・・ 「勝手にやりたいひとはやる」のやりかたで、仲間の輪を広げてきました。


2. 学校や行政とのお付き合い
烏山みずとみどりの会は、近くの小学校や中学校と良いおつきあいを続けています。 そうしたおつきあいを始めるにあたっては、運動会や学芸会、展覧会、 公開授業など学校公開の行事の際に、地域の一般参加として積極的に見に行って、 先生たちとお話しをするなどしてコミュニケーションを深めました。
一足飛びに学校ときずなを つくるのではなく、時間をかけて関係を築きあげていくことが大切だと考えています。 一本の糸がつながると、糸は太くて強いロープにからみあっていきます。
行政との関係づくりも同様です。防災訓練○○や救急訓練などの行政主催の イベントにも積極的に参加し、良好な関係を構築しています。


3. グループ活動・イベント活動のコツ
活動の基本的なスタンスは、「無理をしない」、「楽しみながら運営する」、 「手伝ってくれる人は誰でも歓迎する」をモットーにしています。
さらに、 テーマのあるイベントで講演を頼む先生を探す場合は、メンバーの友だち、 知人などに聞いたり、メンバーが参加している勉強会で探すなど、 そのテーマに即した分野の中から、徹底的にあきらめずに見つけるようにしています。 この点は妥協せず、質の高い内容を追求するように心がけています。