あとがき

 

副題の「銀婚式のまちづくり」は、住民と行政が25年間を共に協働したことを表そうとしたものです。お互いの立場をわきまえながら羽陽曲折もあり、人間二人の関係と違って相手が変わることによる変化も多大で、その上時々の課題も変わり、そういう意味では変化に富んだ25年だったように思います。

 

25年という年月は、そろそろ世代交代も必要になる時期ですので、ここに古い資料などの散逸を防ぐことと、新しく住民参加のまちづくりに参加する人たちに過去の資料を埋もれる事無くオープンにすることを考えました。

 

この「25年の歩み」をまとめるに当たっては、第13回公益信託世田谷まちづくりファンド」の今年度からの特別テーマ部門「まちづくりネット文庫制作」の助成を受け、実現したものです。

 

「まちづくりファンド」は、設立当初から我々協議会に行動を起こさせる要因となっており、他の団体との合同で今回以外に4回の助成を受けてきました。住民参加のまちづくりにおいては、ありがたい存在となっています。

 

このネット文庫を公開することにより、より多くの方々が「自分のまち」を自分達で作り上げていくことに貢献できることを願っています。

 

                                                                                                                                                          おわり

more information  (太子堂2・3丁目まちづくり協議会のホームページへ)