烏山みずとみどりの会は寺町通り区民集会所展示室運営連絡協議会の通称です。 この集会所は東京の区部の北西端の北烏山にあります。 このあたりは江戸時代、甲州街道を使って畑で栽培した野菜を江戸市中で売り そして下肥を汲んで帰ってきたという農村です。そんな面影が地域の風景の中に少し残っている 町です。野菜畑、雑木林、屋敷林、農家…etc。しかし、これも時に追われるようにどんどん よのゆったりした風情が消えていきます。

子供たちも都会化の波に洗われる用に遊び場、公園などから子供たちの遊ぶ声も聞こえなくなり、 子供たち自身の生活も忙しいものとなり街を見る目、とりわけ自然を観る目も弱まってきました。

この街の未来を託す子供たちに
『街をよく見てごらん　街の中は宝物で一杯だよ！！』
とメッセージを託し、さまざまなイベントで“街の良さ再発見”を催しています。 そのウチの一つが今回の“トンボのヤゴ捕り”なのです。

お金もかからず　　手間もかからず

それでいて子供たちに大自然の感動を手軽に家庭で味わえるすばらしい催しです。 ぜひ、あなたも子供たちに大いなる感動と喜びを与えてあげる機会を作ってみませんか。 会ではこの事業を広めるためビデオの作成などもいたしましたがなかなか広がりません。 そこで今回、ネット文庫制作の機会がありましたので、応募いたしました。

世田谷まちづくりセンターとは会の発足以来、まちづくりファンドの参加やイベントの事業協力 など１０年来のご指導をいただいております。もののみかたについて従来の一般的な価値観でないところが勉強になりました。視点を変えてみれば”目からウロコ”で我が街も宝物でびっくり！ このすばらしい宝物をみんなにも知ってほしくて、さまざまなイベントを催して、街の良さの再発見をしてもらっています。